極上の“T-1二見激情”見参
RIZIN、MMA、キック、格闘家、プロレスラーを23式で斬る
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禁断の二見vs前川、第3者のリングが決定!なんとアメリカで開催!?(武頼漢会見・06・9・11)
お待たせ! 武頼漢 ~BURAIKAN~に関する会見実況再録!
その前に、週刊ゴングNo.1143でT-1関連記事掲載
P.52 原記者のコラム「女子プロ人気回復は?何がいけないか考察する」で二見を取り上げている。
P.55 中島とT-1二見社長のトークショーでこんな話
今回の記事内容は良い!
さて会見再録。
格闘技の会見にも関わらず、週プロ・武田記者、Hand・チョロ記者、久々にモバゴン・勝矢記者とT-1番トリオが当然参上。
さらにサムライTVも一緒に乱入!
プラスT-1会見初登場、格闘ジャンキーが参集し、“二見激情”の中身を知らない長瀬プロデューサーは、その雰囲気に圧倒されながら会見がスタートした!
それでは、週プロモバイル、モバイルゴング、Kamipro Hand、格闘ジャンキーを参考に、当ブログで再録という形でアップ。
T-1グランプリホームページ http://www.t-1.jp/gp/index2.html
画像は(C)T-1
第三者のリングが遂に決定!
なんとベニー・ユキーデ興行が名乗り出た!
因縁の二見社長vs前川久美子戦がアメリカで開催!?
さらに二見社長は大向美智子にもシングル戦を要求!!
総合ルールで篠原光vsジェラシーMAXが決定し、2分3秒殺宣言も、負けたら引退へ!?
9月11日午後2時より、T-1にて、あのベニー・ユキーデがプロデュースする総合格闘技イベント『武頼漢 ~BURAIKAN~』9・23新木場大会に関する会見が行なわれた。
会見には実行委員会プロデューサーを務める長瀬正和氏と共に、篠原光選手、その篠原選手をバックアップするT-1社長・二見氏が出席した。
まず、長瀬氏より篠原の対戦相手に、ターザン後藤一派のジェラシーMAXであることが正式発表にされた。
海外での活動が多いためプロレス事情をあまり知らない長瀬氏は、篠原の対戦相手をターザン後藤に依頼していた。
「正直、ジェラシーMAX選手のことをよく知らないのですが、ビデオを見たら火を噴いたりしていて…。格闘技の大会なので、火を噴くのはご遠慮願いたい。そんなことをされたら会場が貸してもらえなくなる」
とジェラシーMAXを牽制。続けて
「火は困るんですが、格闘技の試合なのでルールを遵守していただければどんな人でもかまわないです。でも、篠原選手は、そういう選手に負けたら立場ないんじゃないですか?まさか負けないよね?」
と勝って当然とばかりにゲキを飛ばす。
「格闘技の試合なのでキチンと勝ちたい。相手のことは全く知らないけど、どんな相手でも気を抜かず真剣に勝ちに行きたいと思います。私は女子プロレス界には興味がないので、その選手が有名なのか強いのかもよくわからないんですけど、

1ラウンドで勝ちます。最近は負けっ放しだし、これで負けたら格闘技もプロレスも全部引退します」
と篠原は並々ならぬ決意を披露。
長瀬氏も「篠原さん、サクッと勝って大会を盛り上げてください」
とアピールすると、篠原は
「でも、火を噴かれたら負けちゃうかもね(笑)」と余裕の構えを見せた。
ここで長瀬氏は
「二見社長もここで(篠原が)負けると困りますよね」
と突然話を振ると、二見は
「自分もジェラシーMAX選手はわからない(苦笑)」
と困惑したかと思ったら、
「ジェラシーって…。吉川晃司の『ジェラシーを微笑みにかえて』と『ジェラシーゲーム』なら知ってるけど」
と崇拝する吉川晃司の曲名をあげ一人納得すると、
篠原に向かって
「1Rと言わずに、23秒のフタ・ミタイムでやっつけてもらいたい」
と指令を出す。
さすがに篠原も「いやあ、23秒は無理なんで、2分30秒にして下さい(笑)」
と懇願すると、
「じゃあ、2分3秒ね」とトコトンフタ・ミタイムに拘る二見社長。
「分かりました!フタ・ミタイムで秒殺します」
と篠原は必勝宣言をした。
これを頼もしく感じたのか
「もし篠原さんが負けたらギャラをもらおうかな」
と商売人の顔をしながら“二見節”を炸裂。
これには篠原も
「え~!あげなきゃいけないんですか(笑)。まあ、シャネルのバッグを買えるぐらいだから、あげるよ」
と思わぬ提案に
「シャネル?T-1よりギャラが高いね(笑)」と二見社長も苦笑い。
さらに、ここ最近負けが込んでいるという篠原に
「2年3カ月くらい勝ってないんだっけ?」と訊いたものの、篠原は
「いや、1年くらいじゃないですかね」
とこれ以上は、二見ワールドには付き合わなかったが、
「まぁ、篠原選手がここ最近負けているといっても、キックルールなんで。やっぱり、なんでもありのルールが向いていると思う」
と二見式で激励した。これに対して篠原は
「パウンドありがいいですね。後がないと思って頑張ります」
と決意を語った。
ここで長瀬氏から会見に同席した二見社長に対し、
「篠原選手が8/26のT-1に参戦して、T-1興行というのを最近知って色々と調べました。
そこで二見さんは前川選手とのカードをやれるニュートラルなリングを探していると。
この辺の話は皆さん(報道陣)の方が詳しいと思います。それで、もしよろしければ、ウチのリングをお使いください。『BURAIKAN』では海外も含めて年に3~4回大会をやる予定なんで。最初からやれないのを承知で煽るのはフェアではないと思うが、(二見vs前川戦は)そうでもなさそうなんで」
と突然、二見社長にとってのライフワークとも言える、因縁の前川久美子(引退)戦について提案。一瞬戸惑った表情を見せた二見社長だったが、
「確かに今まで前川戦を中立なリングで、実現させる場としてDEEP、パンクラス、全日本キックと名前をあげてきたが、それらの団体は代表もレフェリーもジャッジも面識があり親しいので、完全な意味で公平ではないかなと。武頼漢に関しては、長瀬さんも篠原選手を通じて最近知り合ったばかりで、他のスタッフは全然知らない。そういった意味では、第3者として中立を保てるのでベストなステージだと思います」
とかねてより第3者の中立なリングでの対戦を希望していた二見社長の申し出を、長瀬氏が受理した形となった。
思わぬ形で前川の名前が出て来て、一気にアドレナリンが全身を駆け巡った二見社長は、
「オレ自身、前川という存在がいたから、それをモチベーションにして大会をやってきた!だから、前川とは必ず落とし前をつける!まぁ、話題性だけを考えれば(前川戦を)T-1興行でやった方がいい。でもオレは話題とか有名になりたいから、前川とやるわけではない。その辺の覚悟が違うよ!実際問題、素人がデビューなんてそこらへんで沢山あるけど、オレは一向にデビューしないだろう?前川はプロレスは引退したが、総合はやるみたいなんで必ず引っ張り出す。でも、オレがリングに上がって正式に試合をするのは1回限り。堀田に何を言われようが、アイツとは試合をする気はない」
とキッパリ。
ここからはT-1の真骨頂で話に熱が帯びてくる二見社長。
「前川を叩きのめさないと前に進むことが出来ない!逃げるようだったら地の果てまで追いかける。今まで断罪した選手すべてに言えるが、オレの理論は将棋の“詰め将棋”と同じの理詰め論。はっきり言って、もう詰んでいる状態。だから反論出来ないじゃん。どっちにしろ勝負あった!どう考えてもオレの勝ちだ。それを敢えてそっちにチャンスを与えている。どうしても逃げたかったら、とっとと投了しろ!」
と、前川に対する執念はいささかも衰えてはいない様子。
ところが、試合をするなら1回限りと言ったにも関わらず、忘れたかのように
「T-1興行は8月26日で一区切りです。これは大向の件で責任を取った形になりましたが、篠原さんと大向は前回で終わったんで。でもオレ個人は大向とは終わっていない。スイッチを二見vs大向に変えて、どうせやるなら大向ともやりたい。長瀬さんどうですか?」
と直接対決をアピールした。
「やれないのを承知で煽るのはって感じですが、もし向こうがやると言ったら、やりますか?」
と長瀬氏は二見社長をけん制すると
「当然やりますよ!大向も、前川同様落とし前をつけさせる」
と完全にブチキレモード!
このやる気に長瀬氏は、
「だったら、アメリカでやる手もある。向こうでやったほうが、コストもかからないし、しがらみも無くやれる」
と、二見社長になんとアメリカでの対戦を打診。
アメリカでの興行の開催実績もある長瀬氏は、渡航費や経費を差し引いても、コスト面や、しがらみ等を考えるとアメリカマットの方が実現性が高いと語った。
思ってもみなかった提案に二見社長は
「アメリカですか!!アメリカだと二見フリークも来れないからなあ(一同・笑)。店も休まないといけないし」と苦笑いを浮かべたものの、
「確かに、日本よりもしがらみはないし、それもありかもしれない」
とまんざらでもない表情。
篠原も
「アメリカだったら、やるかもよ(笑)。だってアメリカに行けるんだ!ってなるし。(前川は)プライドが高いから、日本のファンの前では万が一とか考えて無理だと思うけど、アメリカならOKとなるかも」
と前川戦を後押し。さらに
「ワタシもアメリカに行きたい!二見さんのセコンドに付きます!」
ともう決定事項のようにはしゃぎまくった!
ここで質疑応答へ移った。
(長瀬さん、前川さんは相当固いです。何か実現に向けて秘策とかありますか)
「私自身、表とか裏とか分からないんですが、二見さんのブログとか報道って、あのまんまなんですか?」と逆質問。
(T-1関連はあれ以下も、あれ以上もないですね。そのままの事実を載せてます)
と報道陣は真顔で切り返すと、二見&篠原は大受け。これは大変のハードルがあると悟った長瀬氏は、
「いやあ、あれがすべてですか!?自分には色々とルートがあるので。こればかりは、(前川と)話してみないと」
ここで二見は
「極真にコネがあるんでしたら、そちらから行った方がいいですね。前川はその辺のからみもあるんで。直接だとキツイですよ。回りから行けばいいと思います。交渉の方、よろしくお願いします」
と頭を下げた。
(前川さんは極真をやっているんですか?)
「山崎先生のところで指導していると思うけど…。さすがに前川とは連絡をとっていないから」と二見は答えた。
(長瀬さん、アメリカでの開催は何処で)
「LAダウンタウンとノースハリウッドで2回開催しています。あと海外では男vs女の格闘技戦もありますし、やはり向こうの方がやりやすいですね」
(男と女はあるんですか?日本はないんですかね)
別の記者が(全日本キックでありますね)と答える。
(いつぐらいに、二見vs前川戦の実現を)
「9・23以降の大会で、早ければ12月。来年以降でも」
と長瀬氏は明言した。
(二見さんはルールの希望はありますか?)
「やるなら何でもありのPRIDEルールで」
と答えると、一同は爆笑。構わず二見は
「前川とはほぼ同体重だし、大向とは10kgぐらい体重差があるんで、その辺の調整も必要になってくる。個人的にはトータルで考えて『PRIDE』ルールがいいと思う。体重差を考えれば、前川戦の方が実現に向けてのハードルは高くない」
と、具体的にルールまで挙げてみせた。
(二見さん、この大会にはベニー・ユキーデ氏を始め、新極真会館長・緑健児氏、士道館館長・添野義二氏、そして真樹道場館長・真樹日佐夫氏など格闘界の重鎮が多数出席予定となっています。ここで化学反応とか地殻変動が起こる可能性はありますか?)
と仰天質問を仕掛けてきた。
二見社長も「それは真樹先生とかの前で、そんな無茶はしないですよ(笑)。ていうか、噛み付きようがない(笑)。あくまで理不尽なことや不義理なことをやってきた人に対して
断罪しているので。でも、ターザン後藤さんには噛み付くかもしれない」
と不敵な笑みを見せると、またまた一同は大笑い。
篠原は
「当日はセコンドについてくれるんでしょう?」
と突っ込む。
「客席で見てますよ」と一度は否定したものの、
「でも、大会は9/23だから、“フタミ・デー”にしようかな」
と何やら考えている様子。
「いずれにしてもフタミ式で動きますよ!」とニヤリ。
長瀬氏は
「当日は無理にパフォーマンスとかしなくてもかまわないので、その辺はよろしくお願いします(苦笑)」
と二見社長にアピールする一幕も。
(二見さんが篠原さんのセコンドに付くのは、自然な流れですよ)
と、どうしても二見社長と格闘界の大御所との危険な初遭遇が観たいと“二見番”も譲らない。
「当日、ジェラシーMAXのセコンドにターザン後藤さんは付くの?」
と二見社長は長瀬氏に改めて聞くと
「付きます」と返答すると
篠原は「じゃあ、私のセコンドよろしく!」
と二見社長対ターザン後藤との絡みからも目が離せない。
あまりにも話が脱線して本筋の武頼漢の話題がなく、“二見色”一色になった危惧からか?長瀬氏は
「それとベニー・ユキーデは必ず来ます。来ない噂も流れていますが、これが契約書の一部です」
と報道陣に披露した。
最後はもちろん二見が締め括り、サムライTVのスタッフをつかまえ
「メッセージがある」と前置きし、
「まず、T-1だがこの間で終わり。ただ、いままで開催したら、色々と妨害や圧力がかかり、それをバネにやって来た。今度はやらないと宣言したら、“やれ”と違った意味で圧力がかかってくる。誰とは言わないが、自分が苦手とする方法で言って来て、ちょっと参っている(苦笑)」
と、(継続の)含みも持たせながら今の心境を語った。
続けて
「この前、『Sアリーナ』の、T-1大会を観たけど、オイ、三田ちゃんよぉ!(佐代子キャスター)俺がもう大会をやらないって言ったらニコニコしやがって! T-1は終わっても“二見激情”は終わってないんだよ!今度、三田の番組に乗り込んでやるからな。オレから逃げた人物は必ず不幸な目に遭うと知っているか?三田ちゃん! 逃げずに挑戦を受けないとやばいよ!!」
とカメラ目線でアピール。
「今後の目標は、前川、大向、そして三田。この3人をターゲットに“二見激情”が続く!」
と会見終了時に、前川久美子、大向美智子と新たなるターゲットとしてサムライTV・三田佐代子キャスターへの挑発を行った二見社長。
この光景を笑顔で見ていた篠原も
「本当、二見さんって面白いよね(笑)なんで女子プロ界は使わないのかな?不思議な世界。羽田さん(白龍ジムの羽田真広会長のこと)と二見さんが戦ったら面白そう(一同・笑)。それにしても、長瀬さんがチケットをT-1に置きたいから二見さんを紹介したら、二見vs前川戦まで話が発展するんだもん(一同・笑)。もう可笑しくて(笑)。“俺が最強Tシャツ”を着てセコンドについてね(笑)」
とこの話題にはノリノリの篠原だった。
武頼漢の会見が、二見ワールド全開で締め括った形になったが、いずれにせよ、今大会は篠原選手の結果が最優先。
T-1興行終結宣言した二見社長が、思わぬ形でこれからもフタミ式爆弾投下を展開しそうだ。
しかも『PRIDE』に続いて、二見vs前川戦がワールドワイドで行われる可能性が出てきた。
そして、情念は未だ収まらない、前川、大向に続いて新たなターゲットとなった三田さんの運命はどうなるのか!?
なんといっても、9.23は本当に“怪鳥”ベニー・ユキーデ興行からフタミ・デーとなってしまうのか?
当日何が起こるのか?まったく予想不可能。
最後に、果たして、この前代未聞の「男vs女」による異種格闘技戦、本当に実現するのか?

ベニー“THEJET”ユキーデ プロデュース 武頼漢- BURAIKAN-
主催:BURAIKAN実行委員会
06年9月23日(土)PM6:30~ 新木場1stリング
交通 JR線、りんかい線、 東京メトロ有楽町線「新木場駅」 徒歩2分
チケット&トラベルT-1で絶賛発売中!
03-5275-2778
http://www.t-1.jp/tk/index.html ※WEBから申し込みできます。
RS13000円(当日1000円増)→T-1特別価格
(価格は店頭もしくはお電話にて)
参考記事
Kamipro Hand: 第三者のリングが遂に決定! 因縁の二見社長vs前川久美子戦は、なんとアメリカで開催!?
“二見激情”海を越える!因縁の二見社長vs前川戦がアメリカで実現!?
9/23ベニー・ユキーデ興行が“篠原光、負けたら即引退スペシャル”に!!
モバイルゴング: T-1二見vs前川戦が海外で実現!?篠原はジェラシーMAXを2分3秒殺宣言!【ベニーユキーデP興行会見】
週プロモバイル: 総合ルールで篠原vsジェラシーMAXが決定/T-1会見1
二見社長vs前川戦がアメリカで実現!?/T-1会見2
格闘ジャンキー: 「T-1」二見社長、前川&大向にシングル戦を要求!!(武頼漢/総合)
篠原 光、負けたら引退!?(武頼漢/総合)
サムライTV「Sアリーナ」で放送
その前に、週刊ゴングNo.1143でT-1関連記事掲載
P.52 原記者のコラム「女子プロ人気回復は?何がいけないか考察する」で二見を取り上げている。
P.55 中島とT-1二見社長のトークショーでこんな話
今回の記事内容は良い!
さて会見再録。
格闘技の会見にも関わらず、週プロ・武田記者、Hand・チョロ記者、久々にモバゴン・勝矢記者とT-1番トリオが当然参上。
さらにサムライTVも一緒に乱入!
プラスT-1会見初登場、格闘ジャンキーが参集し、“二見激情”の中身を知らない長瀬プロデューサーは、その雰囲気に圧倒されながら会見がスタートした!
それでは、週プロモバイル、モバイルゴング、Kamipro Hand、格闘ジャンキーを参考に、当ブログで再録という形でアップ。
T-1グランプリホームページ http://www.t-1.jp/gp/index2.html
画像は(C)T-1
第三者のリングが遂に決定!
なんとベニー・ユキーデ興行が名乗り出た!
因縁の二見社長vs前川久美子戦がアメリカで開催!?
さらに二見社長は大向美智子にもシングル戦を要求!!
総合ルールで篠原光vsジェラシーMAXが決定し、2分3秒殺宣言も、負けたら引退へ!?
9月11日午後2時より、T-1にて、あのベニー・ユキーデがプロデュースする総合格闘技イベント『武頼漢 ~BURAIKAN~』9・23新木場大会に関する会見が行なわれた。
会見には実行委員会プロデューサーを務める長瀬正和氏と共に、篠原光選手、その篠原選手をバックアップするT-1社長・二見氏が出席した。
まず、長瀬氏より篠原の対戦相手に、ターザン後藤一派のジェラシーMAXであることが正式発表にされた。
海外での活動が多いためプロレス事情をあまり知らない長瀬氏は、篠原の対戦相手をターザン後藤に依頼していた。
「正直、ジェラシーMAX選手のことをよく知らないのですが、ビデオを見たら火を噴いたりしていて…。格闘技の大会なので、火を噴くのはご遠慮願いたい。そんなことをされたら会場が貸してもらえなくなる」
とジェラシーMAXを牽制。続けて
「火は困るんですが、格闘技の試合なのでルールを遵守していただければどんな人でもかまわないです。でも、篠原選手は、そういう選手に負けたら立場ないんじゃないですか?まさか負けないよね?」
と勝って当然とばかりにゲキを飛ばす。
「格闘技の試合なのでキチンと勝ちたい。相手のことは全く知らないけど、どんな相手でも気を抜かず真剣に勝ちに行きたいと思います。私は女子プロレス界には興味がないので、その選手が有名なのか強いのかもよくわからないんですけど、

1ラウンドで勝ちます。最近は負けっ放しだし、これで負けたら格闘技もプロレスも全部引退します」
と篠原は並々ならぬ決意を披露。
長瀬氏も「篠原さん、サクッと勝って大会を盛り上げてください」
とアピールすると、篠原は
「でも、火を噴かれたら負けちゃうかもね(笑)」と余裕の構えを見せた。
ここで長瀬氏は
「二見社長もここで(篠原が)負けると困りますよね」
と突然話を振ると、二見は
「自分もジェラシーMAX選手はわからない(苦笑)」
と困惑したかと思ったら、
「ジェラシーって…。吉川晃司の『ジェラシーを微笑みにかえて』と『ジェラシーゲーム』なら知ってるけど」
と崇拝する吉川晃司の曲名をあげ一人納得すると、
篠原に向かって
「1Rと言わずに、23秒のフタ・ミタイムでやっつけてもらいたい」
と指令を出す。
さすがに篠原も「いやあ、23秒は無理なんで、2分30秒にして下さい(笑)」
と懇願すると、
「じゃあ、2分3秒ね」とトコトンフタ・ミタイムに拘る二見社長。
「分かりました!フタ・ミタイムで秒殺します」
と篠原は必勝宣言をした。
これを頼もしく感じたのか
「もし篠原さんが負けたらギャラをもらおうかな」
と商売人の顔をしながら“二見節”を炸裂。
これには篠原も
「え~!あげなきゃいけないんですか(笑)。まあ、シャネルのバッグを買えるぐらいだから、あげるよ」
と思わぬ提案に
「シャネル?T-1よりギャラが高いね(笑)」と二見社長も苦笑い。
さらに、ここ最近負けが込んでいるという篠原に
「2年3カ月くらい勝ってないんだっけ?」と訊いたものの、篠原は
「いや、1年くらいじゃないですかね」
とこれ以上は、二見ワールドには付き合わなかったが、
「まぁ、篠原選手がここ最近負けているといっても、キックルールなんで。やっぱり、なんでもありのルールが向いていると思う」
と二見式で激励した。これに対して篠原は
「パウンドありがいいですね。後がないと思って頑張ります」
と決意を語った。
ここで長瀬氏から会見に同席した二見社長に対し、
「篠原選手が8/26のT-1に参戦して、T-1興行というのを最近知って色々と調べました。
そこで二見さんは前川選手とのカードをやれるニュートラルなリングを探していると。
この辺の話は皆さん(報道陣)の方が詳しいと思います。それで、もしよろしければ、ウチのリングをお使いください。『BURAIKAN』では海外も含めて年に3~4回大会をやる予定なんで。最初からやれないのを承知で煽るのはフェアではないと思うが、(二見vs前川戦は)そうでもなさそうなんで」
と突然、二見社長にとってのライフワークとも言える、因縁の前川久美子(引退)戦について提案。一瞬戸惑った表情を見せた二見社長だったが、
「確かに今まで前川戦を中立なリングで、実現させる場としてDEEP、パンクラス、全日本キックと名前をあげてきたが、それらの団体は代表もレフェリーもジャッジも面識があり親しいので、完全な意味で公平ではないかなと。武頼漢に関しては、長瀬さんも篠原選手を通じて最近知り合ったばかりで、他のスタッフは全然知らない。そういった意味では、第3者として中立を保てるのでベストなステージだと思います」
とかねてより第3者の中立なリングでの対戦を希望していた二見社長の申し出を、長瀬氏が受理した形となった。
思わぬ形で前川の名前が出て来て、一気にアドレナリンが全身を駆け巡った二見社長は、
「オレ自身、前川という存在がいたから、それをモチベーションにして大会をやってきた!だから、前川とは必ず落とし前をつける!まぁ、話題性だけを考えれば(前川戦を)T-1興行でやった方がいい。でもオレは話題とか有名になりたいから、前川とやるわけではない。その辺の覚悟が違うよ!実際問題、素人がデビューなんてそこらへんで沢山あるけど、オレは一向にデビューしないだろう?前川はプロレスは引退したが、総合はやるみたいなんで必ず引っ張り出す。でも、オレがリングに上がって正式に試合をするのは1回限り。堀田に何を言われようが、アイツとは試合をする気はない」
とキッパリ。
ここからはT-1の真骨頂で話に熱が帯びてくる二見社長。
「前川を叩きのめさないと前に進むことが出来ない!逃げるようだったら地の果てまで追いかける。今まで断罪した選手すべてに言えるが、オレの理論は将棋の“詰め将棋”と同じの理詰め論。はっきり言って、もう詰んでいる状態。だから反論出来ないじゃん。どっちにしろ勝負あった!どう考えてもオレの勝ちだ。それを敢えてそっちにチャンスを与えている。どうしても逃げたかったら、とっとと投了しろ!」
と、前川に対する執念はいささかも衰えてはいない様子。
ところが、試合をするなら1回限りと言ったにも関わらず、忘れたかのように
「T-1興行は8月26日で一区切りです。これは大向の件で責任を取った形になりましたが、篠原さんと大向は前回で終わったんで。でもオレ個人は大向とは終わっていない。スイッチを二見vs大向に変えて、どうせやるなら大向ともやりたい。長瀬さんどうですか?」
と直接対決をアピールした。
「やれないのを承知で煽るのはって感じですが、もし向こうがやると言ったら、やりますか?」
と長瀬氏は二見社長をけん制すると
「当然やりますよ!大向も、前川同様落とし前をつけさせる」
と完全にブチキレモード!
このやる気に長瀬氏は、
「だったら、アメリカでやる手もある。向こうでやったほうが、コストもかからないし、しがらみも無くやれる」
と、二見社長になんとアメリカでの対戦を打診。
アメリカでの興行の開催実績もある長瀬氏は、渡航費や経費を差し引いても、コスト面や、しがらみ等を考えるとアメリカマットの方が実現性が高いと語った。
思ってもみなかった提案に二見社長は
「アメリカですか!!アメリカだと二見フリークも来れないからなあ(一同・笑)。店も休まないといけないし」と苦笑いを浮かべたものの、
「確かに、日本よりもしがらみはないし、それもありかもしれない」
とまんざらでもない表情。
篠原も
「アメリカだったら、やるかもよ(笑)。だってアメリカに行けるんだ!ってなるし。(前川は)プライドが高いから、日本のファンの前では万が一とか考えて無理だと思うけど、アメリカならOKとなるかも」
と前川戦を後押し。さらに
「ワタシもアメリカに行きたい!二見さんのセコンドに付きます!」
ともう決定事項のようにはしゃぎまくった!
ここで質疑応答へ移った。
(長瀬さん、前川さんは相当固いです。何か実現に向けて秘策とかありますか)
「私自身、表とか裏とか分からないんですが、二見さんのブログとか報道って、あのまんまなんですか?」と逆質問。
(T-1関連はあれ以下も、あれ以上もないですね。そのままの事実を載せてます)
と報道陣は真顔で切り返すと、二見&篠原は大受け。これは大変のハードルがあると悟った長瀬氏は、
「いやあ、あれがすべてですか!?自分には色々とルートがあるので。こればかりは、(前川と)話してみないと」
ここで二見は
「極真にコネがあるんでしたら、そちらから行った方がいいですね。前川はその辺のからみもあるんで。直接だとキツイですよ。回りから行けばいいと思います。交渉の方、よろしくお願いします」
と頭を下げた。
(前川さんは極真をやっているんですか?)
「山崎先生のところで指導していると思うけど…。さすがに前川とは連絡をとっていないから」と二見は答えた。
(長瀬さん、アメリカでの開催は何処で)
「LAダウンタウンとノースハリウッドで2回開催しています。あと海外では男vs女の格闘技戦もありますし、やはり向こうの方がやりやすいですね」
(男と女はあるんですか?日本はないんですかね)
別の記者が(全日本キックでありますね)と答える。
(いつぐらいに、二見vs前川戦の実現を)
「9・23以降の大会で、早ければ12月。来年以降でも」
と長瀬氏は明言した。
(二見さんはルールの希望はありますか?)
「やるなら何でもありのPRIDEルールで」
と答えると、一同は爆笑。構わず二見は
「前川とはほぼ同体重だし、大向とは10kgぐらい体重差があるんで、その辺の調整も必要になってくる。個人的にはトータルで考えて『PRIDE』ルールがいいと思う。体重差を考えれば、前川戦の方が実現に向けてのハードルは高くない」
と、具体的にルールまで挙げてみせた。
(二見さん、この大会にはベニー・ユキーデ氏を始め、新極真会館長・緑健児氏、士道館館長・添野義二氏、そして真樹道場館長・真樹日佐夫氏など格闘界の重鎮が多数出席予定となっています。ここで化学反応とか地殻変動が起こる可能性はありますか?)
と仰天質問を仕掛けてきた。
二見社長も「それは真樹先生とかの前で、そんな無茶はしないですよ(笑)。ていうか、噛み付きようがない(笑)。あくまで理不尽なことや不義理なことをやってきた人に対して
断罪しているので。でも、ターザン後藤さんには噛み付くかもしれない」
と不敵な笑みを見せると、またまた一同は大笑い。
篠原は
「当日はセコンドについてくれるんでしょう?」
と突っ込む。
「客席で見てますよ」と一度は否定したものの、
「でも、大会は9/23だから、“フタミ・デー”にしようかな」
と何やら考えている様子。
「いずれにしてもフタミ式で動きますよ!」とニヤリ。
長瀬氏は
「当日は無理にパフォーマンスとかしなくてもかまわないので、その辺はよろしくお願いします(苦笑)」
と二見社長にアピールする一幕も。
(二見さんが篠原さんのセコンドに付くのは、自然な流れですよ)
と、どうしても二見社長と格闘界の大御所との危険な初遭遇が観たいと“二見番”も譲らない。
「当日、ジェラシーMAXのセコンドにターザン後藤さんは付くの?」
と二見社長は長瀬氏に改めて聞くと
「付きます」と返答すると
篠原は「じゃあ、私のセコンドよろしく!」
と二見社長対ターザン後藤との絡みからも目が離せない。
あまりにも話が脱線して本筋の武頼漢の話題がなく、“二見色”一色になった危惧からか?長瀬氏は
「それとベニー・ユキーデは必ず来ます。来ない噂も流れていますが、これが契約書の一部です」
と報道陣に披露した。
最後はもちろん二見が締め括り、サムライTVのスタッフをつかまえ
「メッセージがある」と前置きし、
「まず、T-1だがこの間で終わり。ただ、いままで開催したら、色々と妨害や圧力がかかり、それをバネにやって来た。今度はやらないと宣言したら、“やれ”と違った意味で圧力がかかってくる。誰とは言わないが、自分が苦手とする方法で言って来て、ちょっと参っている(苦笑)」
と、(継続の)含みも持たせながら今の心境を語った。
続けて
「この前、『Sアリーナ』の、T-1大会を観たけど、オイ、三田ちゃんよぉ!(佐代子キャスター)俺がもう大会をやらないって言ったらニコニコしやがって! T-1は終わっても“二見激情”は終わってないんだよ!今度、三田の番組に乗り込んでやるからな。オレから逃げた人物は必ず不幸な目に遭うと知っているか?三田ちゃん! 逃げずに挑戦を受けないとやばいよ!!」
とカメラ目線でアピール。
「今後の目標は、前川、大向、そして三田。この3人をターゲットに“二見激情”が続く!」
と会見終了時に、前川久美子、大向美智子と新たなるターゲットとしてサムライTV・三田佐代子キャスターへの挑発を行った二見社長。
この光景を笑顔で見ていた篠原も
「本当、二見さんって面白いよね(笑)なんで女子プロ界は使わないのかな?不思議な世界。羽田さん(白龍ジムの羽田真広会長のこと)と二見さんが戦ったら面白そう(一同・笑)。それにしても、長瀬さんがチケットをT-1に置きたいから二見さんを紹介したら、二見vs前川戦まで話が発展するんだもん(一同・笑)。もう可笑しくて(笑)。“俺が最強Tシャツ”を着てセコンドについてね(笑)」
とこの話題にはノリノリの篠原だった。
武頼漢の会見が、二見ワールド全開で締め括った形になったが、いずれにせよ、今大会は篠原選手の結果が最優先。
T-1興行終結宣言した二見社長が、思わぬ形でこれからもフタミ式爆弾投下を展開しそうだ。
しかも『PRIDE』に続いて、二見vs前川戦がワールドワイドで行われる可能性が出てきた。
そして、情念は未だ収まらない、前川、大向に続いて新たなターゲットとなった三田さんの運命はどうなるのか!?
なんといっても、9.23は本当に“怪鳥”ベニー・ユキーデ興行からフタミ・デーとなってしまうのか?
当日何が起こるのか?まったく予想不可能。
最後に、果たして、この前代未聞の「男vs女」による異種格闘技戦、本当に実現するのか?

ベニー“THEJET”ユキーデ プロデュース 武頼漢- BURAIKAN-
主催:BURAIKAN実行委員会
06年9月23日(土)PM6:30~ 新木場1stリング
交通 JR線、りんかい線、 東京メトロ有楽町線「新木場駅」 徒歩2分
チケット&トラベルT-1で絶賛発売中!
03-5275-2778
http://www.t-1.jp/tk/index.html ※WEBから申し込みできます。
RS13000円(当日1000円増)→T-1特別価格
(価格は店頭もしくはお電話にて)
参考記事
Kamipro Hand: 第三者のリングが遂に決定! 因縁の二見社長vs前川久美子戦は、なんとアメリカで開催!?
“二見激情”海を越える!因縁の二見社長vs前川戦がアメリカで実現!?
9/23ベニー・ユキーデ興行が“篠原光、負けたら即引退スペシャル”に!!
モバイルゴング: T-1二見vs前川戦が海外で実現!?篠原はジェラシーMAXを2分3秒殺宣言!【ベニーユキーデP興行会見】
週プロモバイル: 総合ルールで篠原vsジェラシーMAXが決定/T-1会見1
二見社長vs前川戦がアメリカで実現!?/T-1会見2
格闘ジャンキー: 「T-1」二見社長、前川&大向にシングル戦を要求!!(武頼漢/総合)
篠原 光、負けたら引退!?(武頼漢/総合)
サムライTV「Sアリーナ」で放送
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<<第3回 T-1会見シリーズ☆大会編(06.5.3 夜T-1・総括) | ホーム | 二見vs前川戦に名乗り出た第3者のステージ出現!>>
コメント
Re:禁断の二見vs前川、第3者のリングが決定!なんとアメリカで開催!?(武頼漢会見再録・06.9.11)
まだまだハードルがあると思いますが、持ち前のガッツで頑張って下さい。
Re:禁断の二見vs前川、第3者のリングが決定!なんとアメリカで開催!?(武頼漢会見再録・06.9.11)
二見vs前川戦は家族で観に行きたいので、
東京で開催して下さい。
東京で開催して下さい。
コメント有り難う御座います
新田の番長さん
何といっても前川次第ですからね。
渋谷の亀さん
希望は後楽園ホールですけど、そんなことも言ってられないのでどうなるのか?
何といっても前川次第ですからね。
渋谷の亀さん
希望は後楽園ホールですけど、そんなことも言ってられないのでどうなるのか?
Re:禁断の二見vs前川、第3者のリングが決定!なんとアメリカで開催!?(武頼漢会見再録・06.9.11)
第2回大会終了後、女子プロ撤退宣言から3.19ONLY ONEに出撃
第5回大会終了後、T-1終結宣言から9.23ベニーユキーデ興行に来場
次は何をやるか?楽しみです。
第5回大会終了後、T-1終結宣言から9.23ベニーユキーデ興行に来場
次は何をやるか?楽しみです。
コメント有り難う御座います
お前は男だ!さん
確かに背景は似てますね。
さすがにONLY ONEのような感じで暴れないと思います。
確かに背景は似てますね。
さすがにONLY ONEのような感じで暴れないと思います。
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