極上の“T-1二見激情”見参
RIZIN、MMA、キック、格闘家、プロレスラーを23式で斬る
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二見社長「トラブルメーカーナンバーワン」1年5ヶ月ぶり女子プロレスのリングに挑んだ山縣優がT-1グランプリのMVP 決死の覚悟でバルコニーダイブ、それを受け止めるアメージング・コングの凄さ
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冒頭の画像は、「T-1グランプリ」MVPの山縣優。
決死の覚悟でバルコニーダイブを敢行、山縣が吠える!
2005年8月23日「女子プロレスオールスター戦 T-1グランプリ~闘い~天下~ときめき~」後楽園ホール大会特集。
前回の第三弾は、前村早紀対浜田文子、T-1マスク、T-2マスク対ザ・ブラディー、ファング鈴木を更新した。
二見、不参加のNEO甲田に怒り T-1GPの救世主、前WWWA王者電撃参戦 ベストバウトの前村早紀対浜田文子 衝撃デビュー&ファイナルカウントダウン T-1マスク、T-2マスク対ザ・ブラディー、ファング鈴木
姐御こと山縣、絵になる写真だ。

第四弾から1試合ずつ取り上げる。
今回は第5試合 アメージング・コング vs 山縣優を更新。
全選手入場式でのアメージング・コングと山縣優を1枚ずつ、アメコン対山縣を10枚、「T-1グランプリ」関連の画像を12枚アップ。
12枚中、DVDのパッケージに使用した写真は2枚、残り10枚は未公開試合画像。
よって初公開。
写真マニアから見れば貴重写真をアップする。
(C)T-1は全て画像の無断転載禁止。
姐御とアメコンの睨み合い。

2005年8月23日(火)
T-1創立10周年記念興行 女子プロレスオールスター戦 T-1グランプリ~闘い~天下~ときめき~
東京・後楽園ホール
第5試合 場外カウントなしの完全決着ルール 時間無制限1本勝負
アメージング・コング(元全日本女子プロレス) vs 山縣優(KAIENTAI DOJO)
○アメージング・コング(10分52秒 スパイラルボム)×山縣優
二見個人は、前回取り上げたように前村早紀対浜田文子戦がベストバウトだと思っているが、アメージング・コング対山縣優戦こそ、ベストバウトだという呼び声が多い。
余談だがファンが選ぶベストバウトは、アメコン対山縣、前川久美子対二見社長の金網越しのガチ口論、真っ二つであった。
語り草となっている両雄の闘い。
全選手入場式で二見社長に「トラブルメーカーナンバーワン」と紹介され、青コーナーを代表して挨拶をした姐御こと山縣。
二見社長「オマエらが居なくても女子プロレスは永遠に不滅なんだ」とシャウト 二見の土下座からスタートした女子プロレスオールスター戦 T-1グランプリ 全16選手入場式、山縣、木村が代表挨拶
入場式での山縣。

山縣が、2004年3月14日「NEO女子プロレス」川崎市体育館大会以来、1年5ヶ月ぶりに女子プロレスのリングに復活するところから始まった。
2002年4月16日、素行不良を理由に「アルシオン」は山縣の解雇を発表。
同年5月25日、「KAIENTAI DOJO」の所属となる(K-DOJOはTAKAみちのくが代表の男子の団体)。
当時、山縣は退団を主張したが、「アルシオン」のロッシー小川社長は解雇と発表したため、山縣が「NEO」の川崎大会で、内部事情を暴露。
その結果、山縣は女子プロレス団体から干される形となっていた。
業界初の第3者が主催した女子プロレスオールスター戦を開催するからには、まず既存の団体では実現できないカードを提供したかった。
それが日向あずみ対西尾美香であり、木村響子対華名であった。
それともう一つ、この選手が出るのか、という意外性だ。
それに一番マッチしたのが山縣優だった。
実力がありながら、女子プロのリングを干されていた。
こういう選手にスポットを当てたい。
そこで、山縣を逆指名した。

2005年6月20日、記者会見での二見のコメントを一部抜粋(会見には前川久美子が出席)。
二見
元全女のHikaru選手、JWPの木村響子選手、AtoZの華名選手、K-DOJOの山縣優選手、以上4選手に対して参戦要請の逆指名。
Hikaru選手は新世代のトップランナー。
1月3日にマイクアピールがあり、その後ケガがなかったら参戦を発表していた。
ネイティブストーリーをこの舞台で見せて、救世主になってほしい。
木村選手はワイルドで異色な存在。
JWPの枠に留まらず、女子プロレス界の中でもインパクトが残せる選手。
華名選手は、試合に対するひたむきさに、現状の女子プロレスラーの中で、数少ない感情移入できる選手。
サブタイトルのときめきに一番マッチし、ニューヒロイン誕生の可能性を秘めている。
山縣選手は、今大会の秘密兵器であり、ラブコールを送れるだけの価値のある、隠しだま的な存在の選手。
彼女こそ、闘い、天下を追求しなければいけない。
ホームリングで、実現できない対戦カードを用意したい。
二見の参戦要請逆指名を受けて、山縣はアメージング・コングを逆指名。
下の画像は、入場式でのアメコン。

2005年7月21日、記者会見での二見のコメントを一部抜粋。
同会見での二見、アメコン、山縣のやり取りを一部抜粋する(会見にはアメコン、山縣、木村響子、華名、前村早紀が出席)。
二見
山縣選手から3名、対戦要望の逆指名があった。
3名の中で、日本女子マット界最後の最強外国人レスラーであるアメージング・コング選手は避けて通れない道だと思い、このカードを組んだ。
今大会の唯一の日米対決。
山縣選手には世界超え、その先の天下を目指してほしい。
アメージング・コング選手に逆指名を伝えたところ、「クラッシュ」。
天下分け目のやるか、やられるか、の闘い。
アメージング・コング選手にはブラックモンスターばりの、スケールの大きい闘いを期待。
スターバックスにいたため、会見に遅れて参加したアメージング・コング(以下・アメコン)。
アメコン
私トップレスラー、皆新人、無理、無理、無理。
president(プレジデント)。
オー社長さんですね(二見と握手)。
二見
プロフェッショナルレスラー アメージングコング。
Speak determine(スピーク ディターミン) T-1GRANDPRIX(T-1グランプリの決意を話して)
アメコン
皆新人!
(前村早紀を小突き)チビ!
(木村響子を小突き)バカ!
(華名を小突き)バカ!
(山縣優を小突き)I don't know Easy money(アイ ドント ノウ イージー マネー)
二見
(アメコンのマネージャーの松永正嗣氏に向かって)
あんまりふざけたことばかりやっていると、ギャラダウンするぞ、と言ってくれ。
アメコン
ギャラダウン?
スターバックス、すいませんでした。
二見
(アメコンvs山縣戦のポスターに指を指して)
プロフェッショナルレスラー山縣、対戦相手。
アメコン
こんなのダメダメ。
山縣
うるさい!
アメコン
Idon’t know
誰?誰?誰ですか?(山縣を小突く、この後睨み合い)。
山縣
English分からない。
何て言ってるの?
アメコン
(英語で一方的に言い放ち、再度山縣の胸を押した)バイバイ!
山縣
舐められたもんですよね、いいですよ!
8月23日のリングに上がる勇気はあるんですか。
ここまで舐められたら自分の名前が汚れますから。
一度試合を観に来てほしい。
8月14日ディファ有明で、KAIENTAIの試合がありますので、特別リングサイドで用意します。
二見さん呼んで下さい。
二見
分かりました、約束します。
山縣
来場しなかったら、参戦拒否辞退しますから。
それでいいですか。
二見
色々と難くせが多いですね。(記者笑)
山縣
トラブルメーカーですから。
言ったもん勝ちですよ。
だって自分の事を知らない訳ですから、じゃディファに来いよ。
それで判断すればいい。
二見社長から日米対決と言われましたが、受けっぷりを見せてあげましょうか。
デカイ人に技掛けられて、ダメージを逃がす技術を持っていますので。
潰せるもんなら潰してみろ!という感じ。
味方冬樹リングアナ
社長、今関係者から正式にアメージング・コングが8・14ディファで山縣を見に行くとコメントしました。
二見
正式に8・14K-DOJOディファ大会、アメコンが来場するということで。
第56代 WWWA世界シングルチャンピオンのアメージング・コング(団体や媒体によってはA・KONGと表記)。
「T-1グランプリ」には、4人の現役&歴代のWWWA世界シングル王者が参戦。
現役が前川久美子、歴代は堀田祐美子、浜田文子、A・KONG。
こうして、両雄の一騎打ちが実現した。

場外で暴れるアメコン。
パイプ椅子攻撃でダメージを受けた山縣のピンチを救ったのは、「KAIENTAI DOJO」のDJニラだった。
アメコンがニラに裏拳、グラサンを奪う。
ダイビングボディプレスを仕掛けるも、寸前でかわす。
アメコンの顔を見て分かるように、鬼の形相だ。

面白かったのは、DJニラを知らないお客さんがかなりいたため、一部の観客から「お客さん、大丈夫?」という声や、お客コールがあったことだ。
アメコンとDJニラの場外乱闘の写真だが、二見が写っているがみんな分かる?
右にいるのが、味方リングアナと二見。

場外乱闘している間、山縣はバルコニーへ。
山縣にとって、女子プロレスのリングは敵地だ。
敵地に挑んだ山縣は、バルコニーから決死の覚悟でダイブを敢行。
覚悟を形で表したのだ。

バルコニーダイブに、観衆は大いに沸いた。
あそこから飛んだ山縣が凄いのは勿論のこと、あのダイブを受け止めるアメージング・コングの受けの凄さを評価したい。
この二人は、オールスター戦の意義を理解していた。
プロとしての誇りや魂のある闘いに、場内は大興奮に包まれた。
試合は、10分52秒 スパイラルボムでアメコンの勝利。

敗れたが、「T-1グランプリ」のMVPは満場一致で山縣優。
試合後のインタビューで、バルコニーダイブについて質問されると姐御は
「狙っていた。出場が決まって何も考えてこない人はバカ」
と発言。
姐御の発言は、DVDに収録しているので、まだ見ていない方は是非お買い求めを。
2005年8月23日 T-1創立10周年記念興行 女子プロレスオールスター戦 T-1グランプリ~闘い~天下~ときめき~ DVD
のち山縣は、年末に発売した週刊ゴング、週刊プロレスの選手名鑑で、2005年プロレス界のベストバウトに「T-1グランプリでの対アメージング・コング戦」と答えた(自身の試合以外を選択することも可能)。
このカードを組んで本当良かったと思う。
週刊ゴングが、前川久美子のマイクさえなければ、アメコン対山縣の余韻で「T-1グランプリ」は成功したのではないか?と掲載。
その意見は一理あると思う。
ただ、あの前川のマイクがなかったら伝説の二見対前川のガチ口論はなかった上、第2回大会以降の開催はなかったので、前川のマイクは必要不可欠だったと言える。
現在、アメコンは引退、山縣は現役レスラーとして活躍中。
次回は、ダブルメインイベント 日向あずみ対西尾美香戦を取り上げる予定。

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恒例の雑談コーナー。
いつものように格闘界隈を斬っていく。
3月3日の記者会見で、4月30日に予定していた「RIZIN LANDMARK5(ラウンドマーク)」国立代々木競技場第一体育館大会は、4月29日に変更となったと発表。
4・30で発表しておいて、4・29に前倒しになったことを受けて、一部のファンが、「4月30日にやるということで、飛行機のチケットや宿泊先を確保したのに、この変更はあり得ない」と運営に怒りのツイート。
それに対して笹原圭一氏は、「申し訳ありません」と書くべきところ、「申し訳けありません」と2回も誤字の状態でツイート。
表向きに謝罪しているように見えて、ホントで舐めているとしか思えない対応だった。
笹原氏とはPRIDE時代から付き合いがあったが、「RIZIN」になってから悪い方に変わってしまった。
そもそも国立代々木競技場第一体育館という大会場で、急に変更なんてできるのかって話だ。
太鼓持ちのジャン斉藤曰く、「大会場は1年前から予約しないと確保できない」とドヤ顔でツイートしていたくせに、日程変更に関してはダンマリ。
その「RIZIN ラウンドマーク」はアウトレット席を追加販売したが、何と通常の席と変わらない値段で販売。
アウトレット席は見切れ席のことだが、プロ野球では見切り席は通常よりも安く販売するので、見切れ席を高く売ること自体、信じられない。
ずっと「RIZIN」の問題点を書いてきたが、結局「RIZIN」に出場したい格闘家だらけなので、問題を起こしても誰も追及しない。
格闘家、関係者は「RIZIN」のお金の出処がどこなのか分かっているのに、追及すると仕事が貰えなくなるのでダンマリ。
おんぶにだっことは、まさにこのことで呆れるばかりだ。
格闘家は、狭い村の中で粋がっているだけ。
とにかく「RIZIN」はこの手の問題が多すぎる。
スポンサーや取引会社に提訴された印象が悪すぎで、今後スポンサー離れが加速するだろう。
昨年の年末に書いた通り、北見輝美こと佐伯輝美女帝のお気に入り石司晃一が4月1日の「RIZIN」大阪大会に初参戦。
実に分かりやすい。
「DEEP」で結果を出したので(王者になった)当然と思うかもしれないが、結果を出しても正当なチャンスをもらっていない格闘家は沢山いる。
強くなるために格闘家になったが、エゴイストに媚を売らないといけないという。
問題は「RIZIN」や輝美女帝だけじゃない。
3月5日「KNOCK OUT」国立代々木競技場第二体育館で、木村〝フィリップ〟ミノルが前日計量で2・4キロもオーバー。
2回目は1・7キロオーバー、3回目も2回目と同じ1・7キロオーバー。
キロ単位のオーバーは話にならないが、そのフィリップが1R32秒、左フックでKO勝ちという、これでは真面目に体重を守っているのがバカみたいじゃないか。
「KNOCK OUT」では、復帰戦となったぱんちゃん璃奈が相変わらず被害者面。
ぱんちゃんの相手の土木は酷いレベル、見る時間が勿体無い大会。
ぱんちゃんは立場を分かってない。
これも甘やかす周りが悪い。
画像は、5・7「全日本プロレス」大田区総合体育館大会のポスター。

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