T-1グランプリで日向あずみ vs 西尾美香戦を実現できたことがプロモーター二見としての最大の功績!?

久々に「女子プロレスオールスター戦 T-1グランプリ」について取り上げる。

2016年3月20日「OZアカデミー」後楽園ホール大会で、西尾美香の引退セレモニーが行われた。

そのセレモニーで、西尾の代表的な試合として、2005年8月23日後楽園ホールで行われた「女子プロレスオールスター戦 T-1グランプリ~闘い~天下~ときめき~」での日向あずみ vs 西尾美香戦がアナウンスされたと、大会が終わった後に観戦したお客さんから報告があった。

自分が知る限り、女子プロレスラーの引退式で「T-1グランプリ」のことがアナウンスされたのは、2006年3月19日に行われた華名に次いで2人目か?

画像は、2005年8月23日「T-1グランプリ」日向あずみ vs 西尾美香。 

T-1GP日向対西尾420(C)T-1

そのお客さん曰く、日向対西尾戦が紹介された際スクリーンに画像(写真)が出ただけで、映像は流れなかったとのこと。

映像の権利は自分が持っているので自分が許可しないと映像は流れることはないが、でも代表の尾崎魔弓から連絡があれば、自分は映像を貸し出ししたが。
こういう点が尾崎の詰めの甘いところだ。


二見が拒否すると思ったのか?
引退セレモニーで流したいと言ってくれれば、喜んで協力した。


「T-1グランプリ」は、チケット&トラベルT-1の10周年記念興行として、2005年8月23日後楽園ホールで開催。
開催にあたって、T-1グランプリで実現してほしいカードのファン投票を実施。
日向対西尾戦が第1位に選ばれて実現した。


05年8月23日 T-1創立10周年記念興行 女子プロレスオールスター戦 T-1グランプリ~闘い~天下~ときめき~ 後楽園ホール大会のDVD発売中。

伝説の二見社長vs前川久美子の“ガチ口論”が蘇る…!?女子プロレスオールスター戦「T-1グランプリ」~闘い~天下~ときめき~DVD絶賛発売中!

西尾の「T-1GP」参戦記念ポートレート発売中。

あの伝説から10年 女子プロオールスター戦 T-1GP 日向、西尾、吉田、竹迫、アメコン、ブラディー、田村、華名 サイン入りポートレート

チケット&トラベルT-1ホームページ(東京・水道橋):03-5275-2778 

報告があったお客さんと思われる方のツイートを紹介する。

@agatdjga 2005年8月23日の女子プロレスオールスター戦~T-1 GP 後楽園大会
今考えると凄いカードばかりで今の女子プロレスでは出来ないだろう
二見社長をもっと再評価すべき
先日のOZ後楽園大会 西尾美香の引退式で、西尾美香VS日向あずみが代表的な試合として アナウンスされました。

@agatdjga 今の女子プロレス&女子格闘技界に熱がない
二見社長は女子プロレス暗黒時代に一生懸命汗を流した人
水道橋を熱く盛り上げてくれた!
女子格闘技も盛り上げてくれた!
女子プロレス&女子格闘技は二見社長の熱さとバイタリティー今こそ必要ではないか!

@agatdjga 2005年8月23日のT-1 GP後楽園大会伝説の第1回大会は本当に強烈だった!
西尾美香VS日向あずみは二見社長が天才レスラー日向と新世代ナンバーワンの西尾をファンのために実現させたカード
ロッシーのギャラのつり上げ(コアマガジン参照)などがあったが二見社長が実現させてくれた


以上。

チケット&トラベルT-1ツイッター

日向対西尾戦は、本当に実現するまでハードルの高かった対戦カードだった。
05年と言えば、まだ団体に力があった時代だ。
今は団体同士のしがらみや垣根というのは大分無くなったが、この時代は力関係からしても団体に力があったので、しがらみは滅茶苦茶あった。


団体でやりたいシングルマッチを、第三者のリングでやることはまずない。
タッグマッチならあるが、シングルマッチはない。


日向が所属していた「JWP女子プロレス」と、西尾が所属していた「メジャー女子プロレスAtoZ」、双方で1回ずつの2回はやれた。
それを敢えて、第三者のリングの「T-1グランプリ」で実現したということが最大のポイント。
第三者のリングでやることはまずない、と思われたカードを実現した。


しかも日向対西尾戦は、これが最初で最後の一騎打ちだった。
そういう意味では、木村響子 vs 華名、第2回「T-1グランプリ」での永島千佳世 vs 米山香織、この2試合は日向対西尾戦同様に評価されてもいいが。


口で夢のカードを実現するというのは簡単。
本当に実現できて、初めて評価されるものなので。

日向が引退した時にも書いたが、「T-1グランプリ」で日向対西尾を実現したことが最大の功績だと思っている。


つまり「T-1グランプリ」の最大の功績は、日向あずみ対西尾美香戦を実現できたことだ!
言ってみれば、日向対西尾を実現できたことがプロモーター二見としての最大の功績か?


ザ・ファイナリストと呼ばれていた時代が懐かしい。
不器用な選手だったが、自分は新世代のトップランナーとして西尾を高く評価していた。

06年4月の豊田真奈美戦の大怪我さえなければ・・・。

その西尾とは「T-1グランプリ」以外では、「チケット&トラベルT-1」でサイン会2回、「T-1グランプリ前夜祭」のイベントで一緒に仕事をしたことがあるので、かなり変わった人だったという印象が残っている(変わり者の自分に言われたくないか)。

「T-1グランプリ前夜祭」で、西尾は自分の物真似をしていたが(あとで映像を見て知った)。

これ以外でも、某専門誌で日向戦に向けて某女子プロのOBとの対談のインタビューが企画されて、自分も同行しているので、結構西尾とは一緒に仕事をした。

ただこの某専門誌の企画、OBの身勝手な理由等の諸事情で掲載ができなくなり、西尾には迷惑をかけた。
この結果、自分の単独インタビューに差し替えた。
この辺の裏話は、「ガチトークフタ・ミ塾」で話してもいいが。

T-1グランプリ日向対西尾034(C)T-1

追記記事

T-1開業26周年 二見の土下座でスタートした女子プロレスオールスター戦 前代未聞の主催者二見とメイン出場前川が金網越しのガチ口論 ベストバウト前村対文子、MVP山縣、ファン投票1位

最後に恒例の雑談コーナー。

今日は第3回「T-1興行」のDVDが1本売れた。
また、T-1掲載のKamiproは売切れた。

今年になってから、第2回2本、第3回3本と、何故か第2回と第3回しか売れていない。
フタ・ミということで、第2回、第3回ということなのか?

オフィシャルブログで、ターザン山本!氏と一緒にFMWを観戦できる方を募集したが、2日で定員が埋まり受付は終了。

早くも巨人の野球賭博がなかったことになっている。
他球団の声出しまで賭博であるかのように非難し、「野球賭博ぐらいどこの球団でもやっているんだ」とファンに勘違いさせて、風化してしまうんだからメディアの印象操作は怖いなと思う次第。
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